心理の直接的な言葉。①たとえば「要するに」

まとめる言葉、というのがある。「要するに」「つまり」「だから」「結局」「最終的に」。
この言葉を多用する人は表面心理では『苛立ちを抱えている』ことがわかる。
自分の頭の回転が速いと思っており、実際に少なからず速い人が多い。
頭の回転よりも目の前の現実が遅いことに常に苛立ちを感じている。
特に理解力が低い人により多く感じる。
ということは背景心理には「自分の思うように物事を動かせない」があり、その奥に「自分の思うようにしてやりたい」がある。
さらにその奥には「物事は自分の思うようには動かない」という諦めの理解がある。

 

「要するに」を多用する人は、早くまとめたがっている。
「だから」を多用する人は同じように早くまとめたがっているが、相手を見下している感がある。
つまり「要するに」よりも「だから」を使う人の方が、相手よりも自分の方が上だという心理を持つ。
逆に「要するに」を使う人は、『早くまとめてしまいたい心理』があり、自分の理論やまとめが実は正しく説明・解説できるものではないことを知っている。
突っ込まれたり、追及されることを避ける心理を持つ。

場合によっては自分の方が相手よりも下であるというニュアンスを含む。
あるいは自分で言っていることに自分であまり責任を取れません、という背景心理を持つこともある。