心理の直接的な言葉。②「えー」や「あー」

「えー」や「あー」のように会話に一拍置く言葉がある。
これも多用しているなら心理が直接表れている。
この単語そのものには言葉の意味はない。間を取るという目的しか果たさない。
ということは、この言葉を多用するということは「間を取らなければならない理由」があるはずだ。

まず考えられるのは思考タイプの人が「間違ってはならない」「不正確なことを伝えてはいけない」という正確さと慎重さを兼ね備えている場合。
職業柄専門職の人が自分の分野のことを話すときはこの傾向が強い。
あるいは昔から何かを間違うと親に厳しくされたとか、不快感をぶつけられたなら、頭の回転を鈍くしてでも間違う確率を減らしただろう。
そうなら心理は「間違うことへの恐怖感」になる。
または、頭の回転が鈍い方が間を取る言葉をよく使うはずなので、自分は頭が悪いと証明する必要がある人がこの言葉をよく使うともいえる。
頭が悪いままでいる方が何かのメリットがある。
そういう心理の表れがあったりする。
ただし、心理の問題ではなく実際に頭の回転が鈍い人もいる。
頭悪く装っているのか、実際に頭が悪いのかは「フリーズ」の量を見ればわかる。
実際に頭の回転が遅い人は「あー」や「えー」よりも、無言で頭の回転がよくフリーズする。
ただし、よく観察すれば「フリーズするという手段」を使って自分を装う人もいる。

「間を取る」というのは時間稼ぎでも使うことができる。
時間を稼ぐメリットが何か?をよく見ていけば、その背景にある心理を推察できる。