話題転換

誰にでもすぐにわかる簡単な心理分析できる言葉がある。ざっと見ていこう。

 

今この話をしていたのに、急に別の話に変わったとき。その人はその話題を避けたがっている。なぜ避けたがっているかはまだわからないかもしれない。だがそれは、「何かの弱点」「公開できない話」嘘をついてもいいのに「嘘がつけない」「話すとデメリットを被る」というような背景があるのは間違いない。

 

中にはそれとはわからず話題転換する人もいる。「関係のありそうな関係のない話」をする。

部屋の整理整頓ができていないことを指摘されたとする。『そう気になってたんだよ。家に帰ってきてからの流れを一緒に考えてくれる?まず夕食の用意をしながら買い物の荷物を片付ける。宅急便はこの時間に来ることにしているので受け取ることもある。夕食を作りながら子供に宿題を勧めてお風呂に入らせるでしょ。お風呂に入っている間にその日の服を洗濯にかける。食事をとらせて、話を聞いて、寝かせるのに30分はかかって最後にはクタクタになるの。この配分をどうすればいいと思う?』。「片付け」の話が関係ありそうで関係のない「配分の話」にすり替わっている。

すでに書いてきたが「相手を褒める」こともスムーズに話題転換する。自分が何かを指摘されたとき、その指摘内容と分析や視点を「さすがです」と褒める。するといつの間にか、「それを見破ったあなた」の話に話題がすり替わる。

 

「根本の話」へ転換することですり替えることもある。「浮気してどういうつもり?」と責めたとき、これまで逃げて向き合ってこなかった相手が正面を向いて「本当は浮気が大事なんじゃない、話すならその奥にある本当の理由を一緒に考えてほしい」と言ったら、なんとなくその話をしなければならない気になる。「浮気」が「奥の理由」という曖昧でよく分からないものにすり替わっている。