アバウト

会話の中から矛盾を探る。
どこに矛盾があるか、矛盾の内容が何かがわかれば、その人の心理背景がわかる。

 

会社経営をしていた時、人材紹介会社から人を紹介されて面接した。営業職だった。
30代の男性は「営業経験があり」「実績を出してきた」というので、こう聞いた。
「どのような営業職でしたか?」「仕事の内容と売れる筋道はどんなでしたか?」「実際の契約率はどのくらいでしたか?」「それは会社の平均的な契約率に比べてどのような数字ですか?」と、【相手の言っていることをもう少し詳しく聞く】ということをした。

彼はしどろもどろになってうまく答えることができなくなったので、面接を終了した。

 

「よく使う言葉」に関係するが、「すごく」「結構」「かなり」というアバウトさを表す表現をする人は、信用に値しないことが多い。
心理背景は「不明確不明瞭でよしとする」「自分に都合のいい感覚を信じる」「現実を見ない」という傾向がある。
何も数字で表せばいいわけではないが、アバウトな人は「内容」「詳細」に矛盾を抱えることが少なくない。