発言と行動の矛盾

「言っていることとやっていることが違う」というのが真っ先に思い付くだろうが、実際真っ先に見るべきは『言っているのに、やらない』ことだ。

このことからわかる心理背景は『自分に嘘をつく』ということで、「どのような傾向の物事なら自分との約束を守らないか」ということがわかる。
本人の表面心理は「絶対にやってやる」「やる気はある」「いつも気にしている」ので、『やる』という言葉を使う。
しかし実際にはやらない。最初手をつけて取り組む風を見せながらやらないこともある。
限界までやってダメだったのだ、という理由を作ってからやらないこともある。
「やっぱり向いていなかった」という発言の心理背景は「自分との約束を守りません」になる。

そうでないなら、あまりにも物事と現実を見る目がなく、1億も稼げていないのに「もう少し頑張って5億稼ぎます」と言う。
客観的事実をつかむ思考や感覚がなく、心理的には感情に流され気分で物事を決める性質が露わになる。

 

「言っていることとやっていることが違う」場合、必ずしも矛盾しているとは限らない。
人にはそう映るかもしれないが、その人にしかわからない確実な道を歩んでいるかもしれない。
その場合も言葉に注目する。たとえ説明が下手でも、確信のある言葉を使うなら矛盾ではない可能性は高い。

しかし、人によっては「確実だが必要というわけではない」ステップを踏む人がいる。
言葉からそれが明らかになったら、その人の心理背景は「全ての手を打つ」「不要なところまでやらなければ気が済まない」「リスク偏向」「悪い意味での完璧主義」である可能性が生まれる。